管理人:こすてろ
(YahooID:ggh10068)

サバゲ歴:25年前2年+最近2年
 (2014.6.7 初版)
(2014.10.12改正)
(2014.11.2改正)
(2014.11.20改正)
(2015.1.25 REV.19)
(2015.4.26 REV.25)
(2015.9.21 REV.40)
(2017.10.9 追記)

A&K製M249/MK46/PKM を自力で

撃てるようにしよう


6.メカボ内部品を調整しよう

  1)ノズル編 (もう日本で手に入らないパーツを紹介しても意味が無いので、ノズル編は再構成します) (2015.4.26 REV.25 再編集)
  SHS製 MP5K用アルミノズル(全長 21.0mm)  500円前後
 
   現状、入手可能でM249にピッタリのノズルはこれです、流速仕様でも使用に問題はありません。

   ※M249の適正ノズル長さは、個体差がありますが21.0mm~21.3mmです。
    各社のMP5K用21.0mm、M14用21.2mm(注:SHS製を除く)を流用か、M4用などの先端を削って長さを 合わせてください。 
    (SHS製M4ノズル(21.5mm)をそのまま使用した所、ノズル先端に弾が当たってチャンバー内に弾が入りませんで した)

    あとA&K純正のシリンダーノズルは外径がφ5.5mmとマルイ標準(φ5.2mm)より太いため、SHS等の 他社製ノズルが刺さりません。
    このため他社製ノズルを使用する場合、シリンダーヘッドも合わせて交換となります。(今回はSHS製Ver3用アルミノ ズルに交換)

   M4用ノズル流用の注意点
    DEEPFIRE製M14用ノズルの在庫が無くなったため、同社製M4用ノズル(長さ21.3mm)に交換してみました が弾速が安定せず。
    殆ど55m/s前後、たまに85m/sとなりました。原因は写真のノズル出っ張りが軽く引っ掛かるのと、ノズルの太い所 がチャンバーと
    擦れ伸縮の負荷となり、ノズル前進が間に合っていないようです。(2段構造ノズルは、トラブルの原因となるため避けま しょう)
   
 
    使わないのも何なので、ノズルを研磨して引っ掛かりを無くしM249で使えるようにしました。
   
    引っ掛かりを削るついでに全体的に研磨したので、ノズルの伸縮がスムーズとなりました。(研磨時間10分ぐらい、ゴム棒 400番使用)

    合わせて、チャンバー側の引っ掛かりも研磨しましょう。
     研磨前
    
     研磨後(ゴム研磨棒400番で研磨)
   
  
   おまけ
    SHS製M4アルミノズルを21.5mm→21.2mmに長さ調整をして使用した所、弾が40m程度までしか飛びません でした。
    (飛ばない原因は上記と同じか?100発程度の試射ですが、ノズルの出っ張りにチャンバーと擦れた跡が付いていまし た。)
   

   おまけ①(日本では入手不可、海外通販で購入可)
   DEEPFIRE MP5K用ノズルです。A&K標準のシリンダーヘッドノズルと径はぴったり合いますが、ノズル先端が当たるため少し浮い て
   います。最後までノズルを移動させるにはシリンダー側のノズルを、0.5mm程度短くする必要があります。
   

   おまけ②(日本では入手不可、海外通販でも在庫は見当たらず)
   DEEPFIRE製M14用ノズルです。前はバトンで買えましたが、1年以上再入荷がありません。(これが一番使いやす かった)
   

 2)タペットプレート編
   タペットプレートは元のを流用しま す。 元のタペットは反りが有るため、SHS製Ver.2用タペットプレートに 交換しました。 
   ノズルの移動量を稼ぐため、タペットプレートを以下のように削ります。
  ※注意
   SHS製Ver.2 タペットプレートがM249/MK46/PKMで使えますが、SHS製に変える場合は必ずこの削り加 工を行ってください。
   SHS製は特に肉厚のため、無加工で使用するとノズルが1mm以上進まなくなり、ホップラバーとノズル間の気密が取れなく なり ます。

  タペットプレート先端削り(SHS製のタペッ トプ レートも同じ作業なので、写真はのままとします)
  

  タペットプレート軸部削り (前進移動量を稼ぐため、この作業を行います)
  

  SHS製のタペットプレートを使う場合は、この調整が必要です。 (2014.10.12 REV.8追記)
  
  タペットプレートの両側を削らずそのまま組み込み・メカボを閉めた場合、タペットがメカボに圧迫され動きが渋くなります。
  (メカボックスのメッキ厚み程度、タペットレール部が狭くなっているようです。)
  このため、メカボに圧迫されないよう、タペットプレートの両側を若干削る(0.2mmぐらい?)必要があります。

  ※マルイ製M4タペットプレートの加工(2017.10.9追記)
  マルイ製のM4タペットプレート(ハイサイ対応)ですが、チョイ加工すればM249で使用可能ですので記載しておきます。
  まず無加工で乗っけてみましたが、タペットの山とギア軸の位置がずれています。
  
  VER2メカボに合わせてタペットが作られているため、ギア軸とタペットの当たり位置が合っていません。 

  上の写真(タペット無加工)だと、タペットの先端がメカボに届かず1mm程度隙間が空いてしまいます。
  
  このままだとホップラバーまでノズルが届かず隙間が発生、空気漏れをしてしまいます。

  これを解消するため、セクターギア軸が当たる位置を丸棒(φ6ぐらい)ヤスリで下の写真の通り削ります。
  
 
  ギアの軸位置とタペットの凹みが無事に合いました。
  

  続いてノズルの突き出し長さを稼ぐため、タペットの先端を下写真のように削ります。
  
  ノズルの引っ掛け出っ張り手前ぐらいまで削ると、0.5mm程度はノズルの突き出し長さが長く出来ます。
 
  上記調整後の写真、タペットプレート先端がメカボと接触しています。
  
  ちなみにタペット用バネは3巻カット、引っ掛けで1.5巻程度使用し、元の長さから4.5巻程度短くしています。

  メカボを閉めてタペットを動かしてみた所、動きが渋かったためタペット両側をヤスリで若干削りました。
  
  仮組みしてタペットの動きを見たところ問題無し、無負荷で1分程度ギアを空回ししてタペットをメカボに馴染ませます。
  (ここまで)

 3)タペットプレート用スプリング編 (超重要)
  元から入っているスプリングはVer.2用と同じ長さですが、M249の最短引っ張り長さは17mm、Ver2の最短引っ張 り長さは20mmと
  なっており、Ver.2メカボと比べバネの引張りが弱くなっています。
  このバネの引張りが弱いため、給弾不良、ホップラバーとノズル 間の気密不良による空気漏れの原因となっています。
 
  加工ですが、ルーターで片側引っかけをカット後、ラジペンで摘んで引っ掛けを再構成しました。
  下の写真はバネを4巻きカット後、1巻きを引っ掛けとして合計5巻き短くしました。
  
  ハイサイ&マガジンのゼンマイが標準(強力)な場合は、必ずスプリングをカットしてください。(4巻以上のカット推奨)
  マガジンから送り込まれるBB 弾にノズルが押さえつけられ、ノズルが伸び切る前にピストンが開放されションベン弾が出ます。
  (ノズルとホップラバーの気密がされる前に、ピストンが開放されています。)


 4)ピストン編(SHS製14枚金属歯ピストン以外を使用する場合は、本項は飛ばしてください)
  SHS製の14枚金属歯ピストンを使う場合、金属歯の両側を写真のようにルーターで削ってください。(シリンダーと当たりま す・・・)
  

  あとスプリング口も、ヤスリ、カッター等でテーパーを作ってください。(ピスクラ対策)
  

 5)SHS製Ver3シリンダー用アルミヘッドの加工 (2015.9.21 REV40追記)
  今までSHS製Ver3アルミヘッドを使ってきましたが、半年前ぐらいのロットからヘッドの固定穴が小さくなってし まい、無加工だと
  M249のメカボに入らなくなってしまいました。(メカボ側の突起がヘッドの固定穴に入らず、メカボが閉まりません)
  
  今後SHS製のアルミヘッドに交換したい場合は、SHS製のVer2アルミヘッドを購入してください。
  ※不思議な事に、最近出回っているSHS製のVer2アルミヘッドは、昔に比べ固定用の穴が大きくなりM2249に無加工で 使用できます。
   (前はSHS製Ver2用シリンダーヘッドをM249で使う場合、固定穴を拡張する必要がありました。※0章 NO.3再調整メカボ参照)

  最新ロットのSHS製Ver3アルミヘッドを買ってしまった場合、穴の前側をルーターやヤスリで若干削って(0.3mm程 度?)ください。
  
  ※0章のメカボ内部写真ですが、シリンダーヘッド部をよく見ると半分ぐらいこの加工をしています。

  あと色々な流速チューン改造記事でノズル絞りをよく見かけますが、M249でノズル絞りは絶対に やらないでください
  あれは個人的にセミ撃ちメイン、ローサイ向け用の改造と思っています。
  (当方もM4系でノズル絞りをやってみましたが、M120バネでもピスクラするわ、弾速の調整が面倒だで良い事が有りません でした('A`))
  ピスクラの主原因(ノズルが狭くなるため、ピストンがフン詰まる)ですし、全体の調整が難しくなる&絞らなくとも50m以上 弾は飛びます
  ので、ノズル絞りはお勧めしません。
  
    
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